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    事業計画
    初めに自分がどんなお店にしたいのか、そのために何をするべきか整理する為に事業計画書を作成します。
    事業計画書は融資を受ける際に必要です。
    開業の動機や事業の優位性、資金計画などを含み、第三者を説得できる内容にしましょう。
  • 資金・融資
    開業する時に1番の悩みが資金という方も多いのではないでしょうか。

    この時の資金とは、
    1.テナント契約金
    2.設計・工事費
    3.商材などの仕入れ費用
    4.広告宣伝費
    (チラシ・ホームページ等)
    5.人件費
    (スタッフを雇う場合)
    6.開業後の運転資金

    それぞれを算出し、そこから自己資金を引き、融資を受けたい額を決めていきます。
    もちろん、希望する融資の額を満額受け取れない場合もありますが、
    目安としてどれくらいの資金融資があれば開業し運営していけるのか把握しておくことが大切です。

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    立地条件
    素敵なお店を作る為にも開業の際は立地選びが重要です。
    例えば移転なので既存のお客様を多く抱えている場合だと、その方達が来店しやすいエリアを選んだ方が良いでしょう。その方達が通えない遠い場所だと、そのお客様達を失うことになる可能性があるからです。
    反対に一から集客を考えている場合は、開業対象エリアでどれぐらいの集客が見込めるのか、
    競合店はどれくらいいるのかなど、しっかりと下調べを行いましょう。開業予定地の商圏分析は必須です。
    交通アクセスの便利さも重要なポイントです。
    そしてもう1つ重要なのが、お店のコンセプトにその土地が合っているかということです。
    例えば、若者向けのお店を、お年寄りが多く集まるエリアで開業しても繁盛しにくいのと同じで、
    コンセプトと土地が調和していないと、せっかく良いお店を作ることができたとしても、
    集客が見込めないことがあります。
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    物件
    物件は、居抜き物件とスケルトン物件の2種類に、大まかに分けることができます。

    A:居抜き物件

    居抜き物件とは内装が前のお店のままになっている物件と言います。

    メリット

    ・業態が似ている物件だと現状をそのまま使用できる
    ・開業資金が安く済む
    ・工事期間が短いのですぐに開業出来る

    デメリット

    ・設備が古い場合、結局交換になるので既存の処分費が余計にかかる
    ・希望するレイアウトには出来ない
    ・内装、設備、備品などを前のオーナーからの買い取りの場合がある

    B:スケルトン物件

    内装や設備が全くない状態のことをスケルトン物件と言います。

    メリット

    ・コンセプトに合った自由なお店作りが可能
    ・全て新品なので開業後の設備故障やトラブルが少ない
    ・開業まで時間はかかるがじっくり対策を練れる

    デメリット

    ・開業資金は居抜き物件よりかかる
    ・工事期間が長い
    ・工事期間中も家賃を払うことになる

    居抜き物件とスケルトン物件それぞれに善し悪しがありますので、
    契約前にキチンと不動産屋さんに注意事項を確認しましょう。
    内装に関してはあらかじめ業者さんに立ち会ってもらうのが確実です。